美容室・サロンのPOSレジと決済はどう選ぶ?予約管理と手数料
結論:サロンは客単価が高く、クレジットの比率が高めになりやすい業種です。月120万円・キャッシュレス70%の計算では、Airレジ+Airペイ・STORESスタンダード・Squareの1年目がほぼ並びました。
予約システムはPOSレジとは別のサービス・料金になっていることが多く、合計で比べる必要があります。
次にやること:予約システムを先に決め、それと連携できるPOSレジ・決済を選びます。
月120万円のサロンなら1年目はいくら?
キャッシュレス70%(クレジット75・電子マネー5・QR20)・レジ1台・iPadのみ購入(プリンターなし)の場合です。
| 順 | サービス・プラン | 1年目の総額 | 2年目の年額 | 決済手数料/年 | 初期・周辺機器 | 注意 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Airレジ+Airペイ Airレジ(0円)+Airペイ | 343,936円 | 269,136円 | 269,136円 | 74,800円 | クレジット2.48%は決済手数料ディスカウントプログラム(エントリー制・適用条件あり。条件の詳細は公式ページに記載なし)。当サイトは「中小企業かつ年間3,000万円未満」で2.48%と仮定して計算。条件外は3.24%/カードリーダーは0円スタートプログラム(申込月の6か月後の月末までに審査通過)で0円。通常は27,720円 |
| 2 | STORES レジ+STORES 決済 スタンダードプラン(年間契約・月3,300円) | 345,736円 | 270,936円 | 231,336円 | 74,800円 | クレジット1.98%は対面キャッシュレス決済額が年間3,000万円未満などの条件/年間契約の月額換算(月契約は3,960円)。決済端末は年間契約で1台無償貸出、2台目以降は購入 |
| 3 | Square(POSレジ+決済) Square POSレジ(0円)+Square リーダー | 350,680円 | 270,900円 | 270,900円 | 79,780円 | クレジット2.5%は中小企業の定義に当てはまり、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件(登録が必要) |
| 4 | スマレジ+スマレジ・PAYGATE スタンダード(0円)+PAYGATE+計算に入らない費用あり | 360,338円 | 245,938円 | 206,338円 | 114,400円 | PAYGATEのクレジット1.98%〜は条件あり(直近1年のVisa・Mastercard合計売上2,500万円以内、中小企業の定義に該当、対象外業種でない、上場企業グループ・上場企業のFC加盟店でない、新規加盟店)。年間3,000万円の条件は公式ページに記載がないため、Visa・Mastercard2,500万円以内なら1.98%で計算。ブランド別の料率は問い合わせ/振込手数料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/スタンダードは1店舗のみ・端末の追加不可/PAYGATEの決済端末は料金欄に39,600円(税込)、別の箇所に「端末0円」の案内あり(条件は公式で要確認) |
| — | ユビレジ プレミアムプラン(月6,900円〜税抜)+計算に入らない費用ありレジのみ | 165,880円 | 91,080円 | 0円 | 74,800円 | 表示は税抜の「〜」価格(ここでは×1.1で計算)。初期費用・機器代は公式ページに金額の記載なし/決済は別契約(連携する決済サービスの手数料は計算に含まず) |
予約管理が必要として計算すると、料金が公式ページで確認できない予約サービスには「+計算に入らない費用あり」が付きます。計算ツールで「予約管理」にチェックを入れて確認できます。
予約システムとの組み合わせは?
| サービス | 予約管理(公式の記載) |
|---|---|
| Square | Square 予約(別サービス。料金は今回確認したページに記載なし) |
| STORES | STORES 予約(別サービス。スタンダードに含まれる予約は有料機能のうち「POSレジ連携」「広告非表示」「メルマガ機能」のみ利用可と注記) |
| Airレジ | レストランボード連携で予約管理(飲食店向けの説明) |
| スマレジ | 料金ページにプラン・料金の記載なし |
予約時にクレジットカードで事前決済を受ける場合、STORESは予約の事前決済の手数料をフリー5.2%〜、スタンダード3.3%〜(中小特別料率適用時)としています。対面の決済とは率が違う点に注意してください。
サロンで確認したいことは?
- 予約システムとPOSの連携(顧客・施術履歴・売上)
- 回数券・前払い(チケット)の扱い
- スタッフ別の売上集計
- 物販(シャンプーなど)の在庫管理
決済だけで比べると?
| 順 | 決済サービス・プラン | 1年目 | 2年目 | 決済手数料/年 | 振込手数料/年 | 注意 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | stera pack(三井住友カード) stera pack(端末0円・14か月目から月3,300円) | 246,066円 | 282,366円 | 240,786円 | 5,280円 | スモールビジネスプラン(Visa・Mastercard1.98%、JCB等2.48%)は中小企業の定義に当てはまる小規模事業者向け(たばこ店・百貨店・旅行代理店・宿泊施設・運輸・不動産は対象外)。判定は直近1年のVisa・Mastercard売上2,500万円で、超えるとスタンダードプランに変わり、その後は売上に関係なくスタンダードの料率(年3,000万円の条件はないため、Visa・Mastercard2,500万円以内なら1.98%で計算)/月額は端末1台あたり。利用開始月から13か月目まで0円、14か月目から発生(三井住友銀行の紹介ページ。三井住友カードのページは「1年目無料・2年目以降」と表記)。直近1年の累計キャッシュレス売上3,000万円以上なら永年無料/契約期間は3年。解約申出から45日以内に端末を返却しないと端末1台あたり最大88,000円(税込)の違約金 |
| 2 | Airレジ+Airペイ Airレジ(0円)+Airペイ | 269,136円 | 269,136円 | 269,136円 | 0円 | クレジット2.48%は決済手数料ディスカウントプログラム(エントリー制・適用条件あり。条件の詳細は公式ページに記載なし)。当サイトは「中小企業かつ年間3,000万円未満」で2.48%と仮定して計算。条件外は3.24%/カードリーダーは0円スタートプログラム(申込月の6か月後の月末までに審査通過)で0円。通常は27,720円 |
| 3 | STORES レジ+STORES 決済 スタンダードプラン(年間契約・月3,300円) | 270,936円 | 270,936円 | 231,336円 | 0円 | クレジット1.98%は対面キャッシュレス決済額が年間3,000万円未満などの条件/年間契約の月額換算(月契約は3,960円)。決済端末は年間契約で1台無償貸出、2台目以降は購入 |
| 4 | Square(POSレジ+決済) Square POSレジ(0円)+Square リーダー | 275,880円 | 270,900円 | 270,900円 | 0円 | クレジット2.5%は中小企業の定義に当てはまり、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件(登録が必要) |
| 5 | 楽天ペイ(実店舗決済) ライトプラン(月額0円)+計算に入らない費用あり | 269,262円 | 269,262円 | 269,262円 | 0円 | ライト・スタンダードは中小加盟店向け(事業者単位で年間キャッシュレス決済3,000万円以下、中小企業の定義に該当、上場企業グループ・FC店でない、対象外業種でないなど。スタンダードは2年以上の継続利用が条件)。電子マネーは交通系・Edy等2.95%(税抜)、iD・QUICPay3.24%。QRは楽天ペイ2.254%(税抜)など。計算は2.95%(税抜)=3.245%で/振込手数料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/決済端末の価格が公式ページに記載なし(計算に含まず)/決済端末(楽天ペイ ターミナル・カードリーダー)の価格は公式ページに記載なし |
| 6 | スマレジ+スマレジ・PAYGATE スタンダード(0円)+PAYGATE+計算に入らない費用あり | 285,538円 | 245,938円 | 206,338円 | 0円 | PAYGATEのクレジット1.98%〜は条件あり(直近1年のVisa・Mastercard合計売上2,500万円以内、中小企業の定義に該当、対象外業種でない、上場企業グループ・上場企業のFC加盟店でない、新規加盟店)。年間3,000万円の条件は公式ページに記載がないため、Visa・Mastercard2,500万円以内なら1.98%で計算。ブランド別の料率は問い合わせ/振込手数料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/スタンダードは1店舗のみ・端末の追加不可/PAYGATEの決済端末は料金欄に39,600円(税込)、別の箇所に「端末0円」の案内あり(条件は公式で要確認) |
| — | PayPay(QRコード決済) ライトプランなし(1.98%税別)QRのみ | 43,908円 | 43,908円 | 43,908円 | 0円 | QRコード決済の分だけを計算(クレジット・電子マネーは別の決済サービスが必要) |
自分の条件(業種・月の売上・キャッシュレス比率・決済の種類・台数・必要な機能・補助金)での1年目の総額は、トップの計算ツールで出せます。入力内容は送信されません。
よくある質問
- サロンの予約管理はPOSレジに入っている?
- 今回確認した料金ページでは、Square・STORESの予約は別サービス(Square 予約・STORES 予約)として案内されていました。Airレジはレストランボード連携で予約管理と説明しています。予約システムの料金は別に確認してください。
- サロンにレシートプリンターは必要?
- 紙のレシート・領収書を渡すなら必要です。メールなどの電子レシートで足りる場合は省ける場合がありますが、事業者の客から領収書(インボイス)を求められたときの出し方を決めておきます。
- 美容室は簡易インボイスでいい?
- 簡易インボイスを出せるのは、小売業・飲食店業など不特定多数の者に販売等を行う事業です。美容室が当てはまるかは事業の実態で判断されるため、税務署か税理士に確認してください。
出典・確認した一次情報
- Square POSレジ:https://squareup.com/jp/ja/point-of-sale
- STORES レジ:https://stores.fun/regi
- Airレジ 機能一覧:https://airregi.jp/jp/function/
- Airペイ:https://airregi.jp/payment/
- STORES 料金一覧:https://stores.fun/pricing
- 国税庁 インボイス制度について:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice_about.htm