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POSレジと会計ソフトを連携すると何が楽になる?仕訳と入金の照合

更新日:2026-11-03|運営:AI Mediaz|料金・手数料は各社公式ページで2026-11-03に確認

結論:POSレジと会計ソフトを連携すると、毎日の売上の入力が自動になります。ただ、キャッシュレスの売上は「売上(総額)」「決済手数料」「入金(売上−手数料)」の3つに分かれるため、入金との照合の流れを決めておかないと、帳簿と口座が合わなくなります。

Airレジの公式機能一覧には、freee会計・マネーフォワード クラウド会計・弥生・TKC・ミロク情報サービスとの連携が紹介されています。

次にやること:使う(使う予定の)会計ソフトが、候補のPOSレジ・決済サービスの連携先に入っているかを、各社の公式の連携一覧で確認します。

売上・手数料・入金の3つを自動で記帳
図解:売上・手数料・入金の3つを自動で記帳(POSレジ・決済 費用ノート作成)

連携すると何が楽になる?

作業連携なし連携あり
毎日の売上の入力レジ締めの数字を手入力日ごとの売上が自動で入る
税率ごとの集計8%・10%を手で分けるPOSの税率設定のまま連携される(設定次第)
現金・キャッシュレスの区分手で分ける会計ソフト・設定による(連携先のヘルプで確認)
決済手数料・入金の照合入金明細を見て手入力決済サービス・会計ソフトの機能による
受け取った請求書の保存紙・フォルダ会計ソフトの証憑保存機能による

Airレジの機能一覧では、日々の売上データをクラウド会計ソフトに自動で連携できると説明しています。どの項目まで連携されるか(支払方法・税率・部門など)は、連携先の会計ソフトのヘルプで確認してください。

キャッシュレスの売上はどう仕訳する?

キャッシュレスの売上は、売った日と入金の日がずれ、入金額から手数料が引かれています。一般的な考え方は次のとおりです(具体的な処理は税理士・会計ソフトの案内に合わせます)。

  1. 売った日:売上を総額で計上し、相手は売掛金(または未収入金)。
  2. 入金の日:入金額を預金に、差し引かれた決済手数料を支払手数料に、売掛金を消す。
  3. 振込手数料:引かれている場合は支払手数料。

例:月のキャッシュレス売上60万円、手数料率3.24%なら、入金は約58万円、手数料は19,440円です。売上を「入金額」で計上してしまうと、売上と手数料の両方が少なく記録され、消費税の計算もずれます。

入金サイクルが月に何回あるかで、照合の回数も変わります(入金サイクルの記事)。Airペイは大手3行で月6回、Squareは三井住友・みずほで翌営業日、PayPayは月1回などです。

連携しても残る作業は?

税率が変わったときは?

2027年4月1日から2年間、飲食料品の消費税率を1%にする方針(法案成立が前提)では、8%・10%・1%の3つを分けて集計する必要があります。POSレジの商品マスタと会計ソフトの税区分の両方で対応が必要になるため、両社の案内を確認してください(税率変更とレジ)。

会計ソフト・税理士の費用は?

会計ソフトの月額や、記帳・申告を税理士に頼む場合の費用は、POSレジ・決済とは別にかかります。税理士の費用相場は姉妹サイトで比べています。

連携の前に確認したいことは?

決済手数料の消費税はどう扱う?

決済手数料は、手段によって消費税の扱いが違うことがあります。公式ページの表示では、Airペイ・楽天ペイのクレジットの手数料は「非課税」、交通系電子マネー・QRの多くは「税抜」で表示され、消費税が上乗せされます(例:Airペイの交通系ICは税抜2.95%・税込3.24%)。

会計ソフトでは、非課税の支払手数料と、課税の支払手数料を分けて記帳します。決済会社の明細に、手段ごとの手数料と消費税が分けて載っているかを確認しておくと、月次の処理が楽になります。

月次の締めはどう進める?

  1. POSレジの月の売上(現金・キャッシュレス別、税率別)を確定する
  2. 決済会社の入金明細をダウンロードし、売上(売掛金)・手数料・入金額を照合する
  3. 現金の過不足を記録する
  4. 仕入れ・経費の請求書(電子で受け取ったもの)を保存し、記帳する
  5. 会計ソフトの月次の残高(売掛金・預金)が明細と合っているかを確認する

最初の数か月は、この流れで手作業の照合を一度やってみると、連携でどこが自動になり、どこが残るかがはっきりします。

現金売上とキャッシュレス売上を分けるのはなぜ?

現金の売上はその日に手元に入り、キャッシュレスは入金まで日数がかかります。帳簿で両方を同じ「現金」として扱うと、手元の現金と帳簿が合わなくなります。POSレジの支払方法別の集計を使い、会計ソフトでも分けて記録してください。

会計ソフトを選ぶ前に確認することは?

連携は便利ですが、最初の設定(勘定科目・税区分・支払方法の対応づけ)を間違えると、毎月の数字がずれたままになります。最初の1〜2か月は、連携された仕訳を目で確認してください。

まとめ:連携で楽になること・残ること

POSレジと会計ソフトを連携すると、毎日の売上の入力と、税率ごとの集計がほぼ自動になります。一方で、決済会社からの入金の照合、手数料の消費税の区分、電子で受け取った明細・請求書の保存、現金の過不足の記録は、連携だけでは終わらないことが多い作業です。最初の数か月は月次の締めを手順どおりにやってみて、どこまで自動化されているかを確かめてください。記帳を自分でするか、税理士に頼むかで、選ぶ会計ソフトも変わります。2027年4月に予定される税率の変更(法案成立が前提)では、POSレジと会計ソフトの両方で税率の設定が必要になる点も覚えておきます。

自分の条件(業種・月の売上・キャッシュレス比率・決済の種類・台数・必要な機能・補助金)での1年目の総額は、トップの計算ツールで出せます。入力内容は送信されません。

よくある質問

POSレジと会計ソフトはつなぐべき?
毎日の売上を手入力しているなら、連携すると入力の手間と転記ミスが減ります。ただし、決済手数料・入金の照合や、受け取った請求書の保存は、連携だけでは終わらない場合があります。
キャッシュレスの売上はどう仕訳する?
一般的には、売上は総額で計上し、決済会社への入金待ちの分は売掛金(未収入金)とし、入金時に差し引かれた手数料を支払手数料とします。具体的な勘定科目・処理は税理士や会計ソフトの案内に合わせてください。
Airレジはどの会計ソフトと連携できる?
Airレジの公式機能一覧には「外部会計ソフト連携」があり、freee会計、マネーフォワード クラウド会計、弥生、TKC、ミロク情報サービスなどが紹介されています。連携には各サービスへの登録とAirレジ連携の申込が必要です。
税率が変わったら会計ソフトも対応が必要?
2027年4月に予定される飲食料品の消費税率1%(法案成立が前提)では、8%・10%・1%を分けて集計する必要があります。会計ソフト会社・POSレジ会社の案内を確認してください。

出典・確認した一次情報

掲載日時点で確認できた情報にもとづきます。料金・手数料・制度は変わることがあります。口コミ・体験談は掲載していません。